在留資格「特定技能」とは

 

 

 

日本では、多くの産業分野において人手不足が深刻化しています。

 

 

生産性の向上や国内人材の確保のために様々な取り組みが行われていますが、

 

 

それでも人材を確保することが難しい状況にある産業分野に、

 

 

一定の専門性や技能のある『即戦力』となる外国人を受け入れるため、

 

 

「特定技能」

 

 

という在留資格ができました。

 

 

特定技能には「特定技能1号」と「特定技能2号」の2種類があります。

 

 

「特定技能2号」は特定産業分野に関する『熟練した技能』を

 

 

必要とする業務に従事する外国人向けの在留資格です。

 

 

特定技能外国人を受け入れられる産業分野は、

 

介護

 

ビルクリーニング

 

素形材・産業機械・電気電子情報関連産業

 

建設

 

造船・船舶工業

 

自動車整備

 

航空

 

宿泊

 

農業

 

漁業

 

飲食料品製造業

 

外食業

 

 

の１４分野あります。

 

 

現時点では、建設と造船・船舶工業のみが、

 

 

特定技能2号外国人を受け入れることができます。

 

 

2019年から特定技能の受入れが開始されており、

 

 

現在（令和4年3月末）では、64,730名の特定技能外国人が日本で働いています。